‘22.10.23(日)、定例のむらがる勉強会をオンライン開催しました。
今回のテーマは「議員さんに聞いてみよう」。昨年、役場庁舎を借り8名の村会議員さん✕むらがるメンバーでリアル&オンラインのハイブリット開催した人気回で、今年もやりたい!とリクエストの多かったテーマになります。
今回は、当村に70数年ぶり?!に誕生した女性議員:野々山直美さんをお迎えし、議員として立つまでの葛藤やこれからの村づくりへの関わりをお聞きし、意見交換しました。
※野々山さんは、むらがるプロジェクト発足当初からのメンバーです。
まだ「政治家」「先生」「議員」などと呼ばれることに抵抗があるとは思いますが、清濁併せ呑む覚悟で出馬されたことと思います。「議員」という立場になってからの野々山さんの当夜の話を振り返ります。
内容的に、”ここだけの話” も含まれているかもしれませんので詳細なレポートは避けますが、個人的にピンときたポイントをいくつかピックアップします。
支援者からの擁立の声はあったにせよ、最終的に自身で立候補を決め、それを「こうなる運命だった」と言える野々山さんの力強さに、心を打たれたメンバーも多かったのではないでしょうか?
政治の”中”に身を置くことでしかわからないことを確認するための挑戦でもあったのだろうと感じました。
運命とは・・・自身で掴み取るもの
宿命とは・・・変えられない事実
【運命】という言葉を選んだ野々山さんには、自分で掴んだものはいつでも手放せることを忘れず、自分を労りながら議員活動を続けていただきたいですね。荷物はみんなで持てばいい^^
選挙ポスターやマニュフェストを読むと、「対話」を活動の要と位置づける議員さんは多いようですが、実際に対話の場を自分で作って活動されている方は少ないように見受けます。
議員さんに気軽に話しかけられる村民ばかりではないことを考えると、「議員さんと話すキッカケを、議員さん側が作る」ことは非常に重要であると感じます。
野々山さんは、「積極的に村民の声を聞きに行きたい」と発言されていたので、むらがるプロジェクトも大いに利用いただき、村民の声を集めてほしいですね。
そして様々な意見を聞く中で「自分のフィルターを通して、自分の意見として言えるか熟考して行政に届けていきたい」と語られていた想いを実現していくのだろうと思います。
よく「地域活性は ”三位一体” で」 と言われます。
いろんな考え・解釈があるようですが、私は「三位」とは
だと思っています。
民間企業を巻き込んでの活動はすぐには難しいとしても、行政(村議)と民間団体(むらがるプロジェクト)は繋がり始めました。
お互いに足を引っ張るのではなく、同じ方向を向いてより良い落とし所を探っていけるような関係性を構築できるとうれしいですね。
私自身も含めて、政治を「他人事」だと思っているうちは、悪い部分しか見えなくなったり自分の意見を持たずに政策にYESと言ってしまうのだろうと考えます。
メンバーに若手議員が2名もいる村の民間団体はおそらくむらがるプロジェクトだけです。これをキッカケに「政治」や「村づくり」への関心が高まっていくと良いのですが。
11月は、下記リアルイベント開催予定につきオンライン勉強会はお休みです✋