むらがるプロジェクト6月期の勉強会(’21.6.25開催)はテーマを変更し、「議員さんに聞いてみよう」としてオンラインにて泰阜村議の方々との交流会を開催しました。
交流会開催の経緯は、むらがるメンバーから「議員さんを交えて話したい」といった意見が挙げられたことが発端です。
思い立ったらやってみよう、で実現するところがむらがるプロジェクトの強みです。
個人的にも”議員さんの活動は見えにくい”と感じていたこともあり、興味を持って臨むことができました。
以下、当夜の様子を振り返ってみます。
いきなり挫けましたが、議員さんでzoomなどのオンラインツールを使える方が少なく、「3密回避のため自宅からそれぞれ参加いただく」といったことができませんでした。
結果、議員さんサイドは庁舎にお集まりいただき、オンライン交流会では発言者にマイクを回す・・・というアナログな形をとりました。
想定していたことではありますが、多人数でのオンライン交流は1人1PCの環境が無いと音声的にかなり厳しいことが今回の企画からもわかりました。
しかしこれは、課題と言うよりチャンスです。
zoomなどのオンラインツール、PCの使用は「慣れとやる気」次第で誰でも習得できるもの。
2年以内に全村に光回線敷設が完了し、オンラインでのコミュニケーションの土台が整うことを考えると、どのような年代の方であっても、デジタルツールへの興味を持ってほしいなと感じます。
そのために民間の力・個人の力が活かせればすごくいいのですが。
「zoomの使い方、教えられますよ!」なんて人は村内にいくらでもいますし、必要な機器(PC・カメラ・マイク等)の選定やネットワークの設定を仕事でしている”プロ”も地元にはいます。
「できない!困った!!」を地元の力でカバーしていくのが、これからの地域の在り方の一つだと思うのです。
むらがるプロジェクト主催で【zoom使いたい方向けセミナー】なんかやったらいいかも。というかやろう。
議員さんを交えて話し合ったテーマは以下2つ。
zoom上でブレイクアウトして、2つのグループに分かれての意見交換となりました。
それぞれのグループで話し合われた内容の詳細は省きますが、時間的制約もあり、「議論が深まる」「答えが出る」という結果には至っていません。(ワクワクチームの方はだいぶ盛り上がったようですが)
女性議員グループに関して言えば「誰がどんな課題を感じているのか、なんとなくわかる」といったレベルの交流だったかと思います。
むらがる事務局の準備不足・力量不足も多分にあり、参加された方は消化不良だったかと思います。その点に関してはすみませんでしたm(__)m
ただ、「議員さんとの交流」という目的は達せられました。
~まずは交流してみよう~が大テーマでしたので、このような交流を継続したい!という要望があれば、今後の活動として考えていけば良いと考えています。
”議員さんと同じテーマについて向き合った”という実績ができたのは非常に大きかったですね!
また、今回はむらがるプロジェクトメンバー以外からも参加いただくことができ、むらがるプロジェクトの活動への興味や注目度の一端を感じることができました。
少しずつ参加者・メンバーが増えていくとうれしいです。
「僕たち」と代表していいか疑問ですが、少なくとも僕は”村議会のこと・議員活動のほとんどを知らない”ということを交流会を通して痛感しました。
政治の世界のことだから・・・
と、今までなら「知る機会が無い」「情報が公開されていない」で済ませてしまったことですが、知る機会は作ればいいし、情報は聞けばいい。そして議員さんはそれに応えてくれることがよくわかりました。
今回の交流会、議員さんの出席率は約8割。「なんだかわからんけど若者たちのやることだ、顔を出してみよう」という感じだったのだろうとは思いますが、ほとんどの議員さんが寄り添いの姿勢を示してくださったことに感謝したいと思います。
交流会の最後に、ある村議の方がお話しされていました。
「もっと議会に関心をもっていただきたい」
泰阜村議会では下記のように、村民の関心が集まるような取り組みが少しずつ準備されています。
今回、事前募集した【議員さんに聞きたいことアンケート】にも、「議員活動が詳しく知りたい」「議員さんの思いが知りたい」という質問が多く寄せられました。
議員さんの願い(関心を寄せてほしい)と、村民の願い(議員さんの思いを知りたい)は非常にマッチングしやすいテーマです。
しかも、今回のオンライン交流会に議員さんが柔軟な姿勢を示してくれたことにより、交流することへのハードルがぐっと下がりました。
あとは「場」を作るだけ。
そしてその「場づくり」はむらがるプロジェクトが得意とする活動のひとつだと思っています。
果たして、議員さんとの交流会は継続されるのか、、、今回が最終回となるのか、、、それはメンバーが決めていくことですが、同じ「泰阜」という大地に根を張るものとして建設的な交流が続いていくといいな。もちろん”面白がりながら”
毎度ながら難易度が高すぎるクイズですが、戦後の泰阜村がいかに教育に力を入れていたかが分かります。
次回勉強会は21年7月23日(金)開催予定です。テーマは「泰阜村の健康」
物質的には豊かになり、戦後の平均寿命も爆上がりしている信州ですが、ここ泰阜村の総合的(からだ・こころ)な健康度合いはどのように変化しているのでしょうか。
まだ未定ですが、スペシャルな企画が用意できるかもしれません。お楽しみに!!