当むらがるプロジェクトのwebサイトには、アイデアポストという『この地域で実践してみたいアイデア(実践可能性問わず)』を投稿する機能があります。
このアイデアポスト、webサイトを作るときに”何の気なしに”付けた機能でした。
この機能を設けた動機は、
そんな感じだったと思います。
あまり有機的に機能することを期待せずに設けた機能ですが、今、活発に投稿があります。
アイデアポストに投函された沢山のアイデアを見ると、これまで、いかに村民のアイデアを眠らせていたのかがよくわかります。
これは仕組みが悪いわけではなく、アイデアをアウトプットする場所が無かっただけ。
思い付きでもなんでも、「フッ」と湧いてきた思いをアウトプットする場所があれば、人はこれだけ積極的に行動できるんだ、ということがよくわかりました。
アイデアをストックし、そのアイデアが誰かのインスピレーションに引っ掛かる、という”仕掛け”はできた。
しかし、この仕掛けが意味を持って動き出すには課題があります。
現状、アイデアポスト最大の課題は
誰かが「やろう!」と言うまで、”アイデアは投函されたまま”
ということ。
ストックされたアイデアを見た人の心の中に「イイネ!」が付いたとしても、そのアイデアを実行する手段や仕組みが未だありません。
この状態が続けば、「なーんだ、アイデアはいつまでもアイデアのままか」となり、あて先不明のアイデアが宙ぶらりんになるでしょう。
実現可能性を問わないポストではありますが、実現に向けての議論の場や、ポストした本人の思いや計画を聞く機会は早急に作っていきたいなと思うのです。
また、声の大きい人の意見(アイデア)がだけが実現していく・・・という状況も避けたいですね。チャンスは誰に対しても平等でありたい。
将来的にはこのアイデアポスト、何かチャレンジしたい人の”拠り所”としたいんです。
つまり、『アイデアという企画や夢が、人々の協力を得て実現に向けて動き出す』
そのバックアップチームが「むらがるプロジェクト」でありたいし、この地域全体に「誰かの”やりたい”を後押しする文化・風土」が育まれるといいなと思っています。
それぞれが持つリソース(情報・資金・人脈・スキル・能力・知識)を持ち寄る場としても機能することを願ってやみません。人のために行動することが生きがいになっていくような時代に突入していると感じるからです。
誰かが、
と持ち寄ったときに、間髪入れずに面白がる。そんな空気を生んでいきたい。
まだ個人的な思いですが、こういった理念を掲げて行動すれば、きっと理念に共感してくれる仲間、協力者が現れると信じています。
昔なら、そんな未来を願うだけだったけど、むらがるプロジェクトは未来を自分たちでデザインしていくチーム。すでに多様性のあるチームメンバーが集まりつつあります。
ちょっと大げさかもしれないけど、むらがるプロジェクトの活動や、この”アイデアポスト”という企画を、この地で生きていく誰もの”希望の1つ”に変えていきたいなと思っています。
まだまだたくさんのアイデアを募集中!
『ポストに投函する』という行動を、やりたいこと実現の1歩目にしていきましょう!!