7月2日(土)。
かねてから要望をいただいていた「パソコン講座(全3回)」を初開催しました。開催場所は田本「あさぎり館」。3時間借りても500円です✨
5名募集のところ4名の応募をいただき、ちょうどよい規模感でスタートすることができました。新しいチャレンジに意欲的な方にお集まりいただき、うれしいです^^
我流でも使えてしまうのが現代のパソコンの良いところですが、いろんなやり方が出来てしまうために効率の悪い手順で覚えてしまうことも少なくありません。
今回のパソコン講座では、パソコン歴30年の講師が、参加者それぞれの課題に応じスマートな操作方法を提案しながらパソコンに親しんでいただく時間をつくっていきます。
自己紹介を兼ねてお話いただいたパソコンの課題については、上記のような内容があげられました。
どの課題も、インターネットに繋がっているパソコンであれば基本的に無料でできる内容です。
普段、スマホでインターネットを(無意識に)使い慣れている参加者のみなさんでも、パソコンをインターネットに接続して使うことには、いささか不安があるようでした。
どのようなケースでパソコン+インターネットが便利に使えるのかを解説しながら、実際にお持ちいただいたパソコンをインターネットに繋いでみました。
参加者のみなさんのやりたいことの答え(に近いもの)は基本的にインターネットの情報の中にある場合が多いため、やはりインターネットとセットでパソコンを使えると便利ね😉という部分がスタートかなと思っています。
昨年(2022年)の4月にこの泰阜村でもついに!光ケーブルの全村敷設が完了し、各家庭において高速インターネットが使えるようになっています。使用料はかかりますが、できること・つながれる人の幅が格段に広がります。
泰阜のような過疎・高齢化地域では、孤立しないことが課題になりますので、その課題解決の一手としてのインターネット利用が広がることを期待します。
ひとりで始めると不安なインターネット(パソコン)も、仲間と始めればなんとなくできちゃいそうな気がしますよね👍
パソコン講座を企画した当初、「パソコンを覚えるならマンツーマンレッスンのほうが効果が高い」と考えていましたが、「他の参加者の課題や、それに対する講師の回答も参考にしたい」との声があり、グループレッスンと言う形になりました。
といったカリキュラムを組むことも可能ですが、なにかと忙しい現代人、パソコンのあらゆることを覚えていく時間はありません。自分のやりたいことを覚えつつ、他の参加者が覚えたパソコンの便利機能などをいっしょに吸収しながら、徐々に克服していければ良いですよね^^
たとえば、「Ctrlキーを押しながらマウスのホイールをクルクルすると、見ている画面の拡縮ができる」みたいな”ちょっとしたTips”を覚えるだけで、パソコンの操作性は随分変わります。
「字が小さければ、簡単に拡大する機能」も「文字入力が苦手なら、音声で文章を入力する機能」も、「作りたいもののテンプレート」も基本的にはパソコン(+インターネット)に備わっています。
基礎的なことを何度も繰り返していくうちに、応用的な使い方もできるようになりますので、楽しみとしてパソコンに取り組んでいただきたいです。
泰阜村には本当に様々な技能・ノウハウ・知恵・人脈を持った方がたくさんいらっしゃいます。
山村の地域が苦手とされているデジタル分野に精通する人材も探せばちゃんといますし、林業・農業のプロも、写真家も、プログラマーも、ミュージシャンも、パン職人も、クラフトマンも、英会話講師も、登山家も、茶道・華道の先生もいます。
つまり、外部から講師を招聘する必要が無いケースもいっぱいあるんですね。
こういう方たちの活躍の場を提案していくことも、むらがるプロジェクトの活動のひとつになるといいな。まずはパソコン講座で前例をつくっていきます。
村人がセンセイってステキじゃないですか?✨
村人同士で教え合う場合用に「地域通貨」を発行しても面白そうです。
あまり実感している方はいないかもしれませんが、「とりあえず始めてみる」が本当にやりやすいのが泰阜の魅力の1つ。そもそも人口が少なく、行動する人はもっと少ないため競合がいませんし、何かやるときに口コミで広がりやすいですよね。
施設の利用料が激安なこともメリットですね。冷暖房完備の本格的な施設を借りて3時間500円て、、、(-_-;)失敗してもダメージゼロなのです。
副業なども、成功するコツはスモールスタートと言われますから、やってみたいことを小さく始めて反応を見るには、とても良い環境が揃っています。すでに持っているものに気づけると、景色が変わりますね^^
あさぎり館で実施のパソコン講座にはあと1名の空きがあります。
興味をお持ちの方はこちらからご連絡くださいm(_ _)m