規模も持っている資源もかなり違う2つの地域。
ぱっと見、重なる部分はなさそうですが、調査結果を比較し面白い共通点を見出したようです。地域間の相違点も合わせて発表してくれました。
活動形態など、団体をリードしている人物の思想が色濃く反映されている部分もありますが、場所が違っても共通する部分があるのが興味深いです。
個人的に、地域づくりに参加したい若者がいるというだけでも驚きなのですが、発表者お二人の話を聞いていると「具体的にどう関わりたいか」まで自分の言葉で話されているのが印象的でした。
また、聴講メンバーからは、「地域づくりに直接関わるチャンスがあるのが、泰阜村のような小さな地域の良いところ」といったフィードバックもあり、自地域の新たな魅力に気づくこともできました。まさに「弱みは強み」ですね^^
発表者のお二人は、今回の調査・研究より、若者が地域づくりに参画していくための”自分たちなり”の答えも出されています。
資料を要約すると「行動する」ということになるでしょうか。
”若者”という立場は、社会的に弱い立場ではなく、様々な活動に活かせるステータスだと気づかれたんですね~^^
「とりあえずやってみたい✋」
と声が上がったときに、前のめりでバックアップ・サポートする「むらがるプロジェクト」でありたいです。
年上や先輩の指導者・助言者のことをメンターといいますが、こと地域づくりにおいては、若者の参画と意見、アイデアが地域を救うことも多いと考えています。
年下や後輩を助言者(リバースメンター)として柔軟に地域づくりを考える、泰阜村はそんなしなやかな地域になっていけるでしょうか。
参加者にマイクを振ると「若者のことは若者に聞け」とばかりに、みんなしゃべるしゃべる(笑)若い人たちと関わりたいのはどこの地域でもきっと一緒ですね^^
これですわ、僕が求めていたものは。世代を超え、個性を超え、思想を超えて語り合う場。
むらがるプロジェクトの活動理念が、その場に確かに感じられました。
発表者のお二人は、若者にしか作れない空気感で、メンバーそれぞれの思いを引き出してくれました。ありがとうございました!
「将来、村づくりに関わりたい」
そんな若者の志を拾い上げる受け皿が、現状は行政以外に乏しいことが引っかかります。
地域づくり=行政がやるもの という認識そのものを超えていくのがむらがるプロジェクトの活動意義かと思っています。民間団体にもパワーがあるところを見せていきたいですね~。
いま無いものなら、むらがるプロジェクトで作っていけばいい^^
忙しくなりそうです。