’21/1/22のむらがるプロジェクトのキックオフミーティングにて、参加されたみなさんのお話の中に「泰阜村のGIGAスクール構想について話し合う機会が欲しい」というものがありました。
むらがるプロジェクトでは、勉強会の年間計画の中に「泰阜村の子育て・教育」や「泰阜村とデジタル化」といったテーマを設けています。ここでGIGAスクール構想についての意見を交わしても良かったのですが、今年度中には生徒へのPC配布が始まるそうで、できるだけ早い段階で話し合う機会が欲しい!との提案がありました。
メンバーが主体性を持って意見を言ってくれるのはうれしいですね^^さっそく分科会を立ち上げました。
GIGAスクール構想の詳細は省きますが、国が進める一大プロジェクトで
義務教育を受ける児童生徒のために、1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する5年間の計画
引用:IT-EXchange
となっており、コロナの影響を鑑み計画の前倒しが決まりました。つまり2023年には ”1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境” が日本の全世帯で実現の見込みです。
GIGAスクール構想については、どの自治体でも行政や教育委員会、そして当事者(保護者・生徒)が主体となってその準備が進んでいるようですが、ここに民間の意見やノウハウ・スキルなど、村民のリソースを活かせないか?というのが、今回のGIGAスクール構想に関する分科会立ち上げの経緯です。
新しい試みには不安も多いですからね。行政が用意する場意外にも、自主的に話し合う建設的な場が生まれることは素晴らしいことだと思います。
むらがるプロジェクトにおける「分科会」とは、”泰阜村を知る・面白がる” といったメインテーマとは別で動きたい/情報交換の頻度を高めたいテーマについて、新たにグループを作って活動する会になります。
テーマが限定されるため、関係者・当事者・興味がある人による活発な活動が期待されます。
希望する分科会のみへの参加も歓迎ですし、新しく分科会を作って活動したい!という提案もうれしいですね。
私たちの活動理念に則したものであれば、基本的にどんな分科会も設立可能です。
分科会での活動報告は当サイトのBlog記事で報告し、「閉じた会」にならないよう努めます。
また、権力者や年長者などの ”声の大きい人” の意見だけが通っていく、、、などバランスを欠いた状況にも気をつけていかなければと思っています。「誰でも参加」と「誰もが主役」の両立は大きなテーマですが、現代のコミュニティ運営のキーワードは、なんといっても「多様性」ですからね。
いずれにせよ、むらがるプロジェクトの命題である「面白がる」を実践する場として、それぞれの分科会が運営されていくことを期待します。
これからどんな活動が派生してくのか楽しみですね!!